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11月 192019
 

モンキーレンチの進化系プライヤーレンチ

プライヤーレンチはまだ工具として登場した歴史が浅いものの、その利便性から多くの場所で使用をされている工具です。

通常のレンチの場合、対応することができる径の大きさは固定されているので複数のサイズのナットを締め付ける時にはいちいち工具を持ち替えないといけません。

そこで複数のサイズに自由に対応できるのが「モンキーレンチ」ですが、こちらは自分で細かく径の大きさを調節していかないといけないことから、回す力をかけようとしたときにガタツキが生じやすく思ったように作業ができないこともよくありました。

そこで2つの特徴を組み合わせ、かつ効率的に作業ができるようにと開発されたのが「プライヤーレンチ」という工具です。

簡単に説明をするとこのプライヤーレンチというのはモンキーレンチの弱点を克服してできたもので、多くのサイズに対応することができるとともに力を加えやすい形状をしています。

プライヤーレンチの外観はニッパーのように左右から挟み込むためのレバーがついており、先端部分はCの字で挟み込むことができる形状をしています。

挟み込む部分は段階的にサイズを変更することができるとともに、設定した場所には溝がつけられていて固定がしやすいことから、設定をした径から精度をずらすことがなく通常のレンチのように使用をすることができます。

最大のサイズにすればかなり大きなものまで対応ができるので、複数のサイズのナットが多く使用されるバイクにおいては使用シーンが多く、工具箱の中を占領しがちなレンチをなくしてすっきり一本にまとめることができるという強みがあります。

注目なのが締め付けをしたときの力の伝わり方で、角度的にテコの原理で動かすことができるようになっていることから、グリップを握った時の約10倍の力が締め付けをするときに加えることができます。

加えてラチェットのようなヘッドアクションをしていくことができることから、狭い隙間にあるナットを回転させるときにいちいち抜き差しをすることなく簡単に作業を進めていくことができるという強みもあります。

使用時や選び方のポイント

プライヤーレンチを最初に開発をしたのは「KNIPEX(クニペックス)」です。

現在では複数のメーカーから同様の製品が販売されていますが、やはり性能面や価格面で強みがあるのはクニペックス製のものと言えます。

クニペックスのプライヤーレンチは約7000円程度で購入をすることができるので、価格に対して得られる効果はかなり高いということができるでしょう。

ちなみにSnap-on(スナップオン)からクニペックスの数倍の価格で同様の製品が販売されていますが、実はこれは同じ商品をブランド名を変えただけのものなので購入時には気をつけてください。

10月 302019
 

テコの原理で強い締め付けができるフックレンチ

フックレンチ(フックスパナ、引掛けスパナ)とは、三日月のような形状の先端部分に取っ手がついた形状の工具で、丸ナットや軸受用ナットの取り付けおよび取り外しをするときに主に使用をする工具です。

バイクの場合ステアリングステムで使用をする機会が多く「ステムナット」や「スロッテッドナット」と言われるなどを締め付ける時に便利です。

普通の「メガネレンチ」と言われる工具の場合、先端の締め付け部分はつながった円型となっているので、開放されているナットやボルトには便利ですが、パイプの接続部などではうまく使用をすることができません。

スパナの場合口の部分がU字型をしているのでこちらを使うこともできますが、より多くの形状のステムナットに対応をするということで言えばこのフックレンチが最も使いやすいと言うことができます。

フックレンチにもいくつか種類があり、先端部分が動かせない固定型の用具の他に、モンキーレンチのようにある程度径を使う人側で調節できるタイプもあります。

主な使い方としてはナット部分の半周に工具の先端を引掛けてテコの原理を使って力を入れていきます。

専門的な用具になると「調節式引掛けスパナ」と言われるL字に近い形状をしたものや、「引掛けピンスパナ」と言われる先端に小さなピンがついていてナットに引っかかる力を強めるものがあります。

フックレンチを主に使用することになるステアリングステムナットは、単にとれないように締め付ければよいというわけではなくちょうどよい加減で止めなければならないという特徴があります。

デリケートな締め具合が求められる部分であることから、より力を細かく使えることのできるフックレンチが主に使用されることになるのです。

ベテランのエンジニアの人の中にはマイナスドライバーやピンポンチといった本来の用途ではない工具を上手に使って作業をする人もいるようですが、微妙な調節をすることを考えるとDIYでは専用のフックレンチを用意しておくことが勧められます。

使用時や選び方のポイント

フックスパナは多くの工具メーカーから販売されているので好きなものを選んでよいと言えます。

価格は通常のものであれば一本3000~5000円くらいで、通常のドライバーやメガネレンチのような精度は求められないのであまり価格にこだわる必要はありません。

探すときのワンポイントとしては、この工具は名称が非常に多くあるので名前から検索をすると思うような製品を見つけることができなかったりするということです。

フックレンチの他に、引掛けスパナ、ロックリング回し、ロックリングプライヤー、ピンスパナ、フックスパナなどメーカーにより製品名が異なっています。

9月 292019
 

細かいものを拾うのに役立つピックアップツール

バイクのDIYをしているときには、何かと身の回りに細かい部品が散らばってしまうものです。

また自宅で行っている場合などは十分なスペースを確保することができないこともあり、うっかり部品を手元から落としてしまい、無くしそうになってしまった経験も少なからずあるのではないかと思います。

狭いスペースでものを落としてしまった場合に活躍をするのが「ピックアップツール」という工具で、先端についているマグネットが簡単に落ちたものを拾い上げてくれます。

ピックアップツールにもいくつかの種類があり、サイズも複数あることから使用環境により使い分けをしていくことができます。

複数のサイズを揃えておくことで状況に応じて使い分けもできるので、十分に広いスペースが確保できない場合や不器用で何かとものを落としてしまいがちな人はぜひ購入をしておくことをおすすめします。

一般的なピックアップツールのサイズは50~60cmくらいで、いわゆる「フレキシブルタイプ」と言われるシャフト部分が自由に動かすことができるものが人気となっています。

他の種類としては「伸縮式タイプ」と言われる伸び縮みをして自由に長さを変えることができるようになっているものや、先端部にLEDライトがついていて見えやすくしてくれるものなど様々です。

床に落としたものを拾うという用途以外にも、テーブルの上などにある細かいボルト・ナットを拾い上げるために使う卓上タイプなどもあり、どういった目的で使うかにより選んでみてもよいでしょう。

使用時や選び方のポイント

ピックアップツールはドライバーやスパナのように絶対にそれがなければ作業ができないという種類の工具ではないのであまり必要性を感じないという人もいるかもしれません。

ですが落としたものを拾うという作業は地味にストレスになるものですし、卓上にあるOリングや細かいワッシャーなどは軍手をした指先で拾い上げるのは不可能なのでイライラしながらいちいち手袋を外してつまみ上げるという作業をしていくことになります。

そうしたときにピックアップツールがあると作業をスムーズに行うことができるのでストレスフリーな作業環境にしていくことができます。

なおピックアップツールは安いものであれば100均のDIYコーナーにも複数販売されているのでまず試しに使ってみたいという人はそうしたところで手軽に購入をしてみるというのもよいでしょう。

100均の中でも特に優秀なのがダイソーにある「2ウェイピックアップツール」と言われるもので、一見注射器のような独特の見た目をしているのが特徴です。

こちらは先端部分が磁石になっていて触れると金属類を引き寄せることができるだけでなく、手元のハンドルを押し込むことでマジックハンドとして使えるという大変便利なアイディア工具です。

8月 282019
 

複数の原因の中から該当するものを調べる

バイクの走行中になんとなくバランスが安定せずにフラフラとしてしまうことは意外とよくあります。

そうした症状はいくつか複数の原因によって起こるものなので、走行中に普段から違うと感じることがあったら冷静にその原因をつきとめていくようにしましょう。

主な原因をざっと並べただけでも「タイヤの空気圧低下」「タイヤの摩耗」「ホイールやディスクブレーキの歪み」「フロントフォーク異常」「ハンドルの回転用ベアリングの異常」などなどがあります。

考えられることをざっくりと分類すると「タイヤ」と「フロントフォーク」「ハンドル」「ブレーキ」といった場所の異常というふうになりますので、ふらつきを感じるようになった前後に何か思い当たることがなかったかということを考えてみてください。

バイクは走行をすることにより各部の部品が摩耗をしていってしまいますので、経年劣化により起こる不具合は常に備えておくようにしましょう。

中古バイクの場合は過去のオーナーの使用方法により摩耗する部分が異なってくるので、あらかじめ消耗部品は交換をしておくなどきちんと整備をしてから乗り始めるようにしましょう。

ふらつきの原因として最も多いのはやはりタイヤ部分の不具合です。

バイクのタイヤは何もしなくても自然に空気が抜けていってしまいますので、月に一度くらいの頻度で空気圧を調節するようにしましょう。

空気圧が減ったタイヤのままで走行を続けていると、路面に接する面積が増えていくことから摩耗も進行しやすくなってしまい、それによりダブルでふらつきの原因が発生してしまいます。

直近でハンドルやフォーク部分の調節をしたという覚えがないのであれば、まずはタイヤの空気圧チェックと摩耗が進み過ぎてしまっていないかを見て確認してください。

部品の劣化により不具合が起こってしまったら

タイヤ以外によくあるふらつきの原因としてハンドル部分の部品の劣化があります。

ハンドル部分は滑らかに動くようにステアリングヘッドベアリングという内部の部品が組み込まれているのですが、この締め付け部分がゆるくなってしまうと、ちょっとした力加減でフロントタイヤがふらついてしまいますのでそれが車体全体のバランスを崩すことになってしまいます。

これはベアリング部分が破損してしまっている場合と、ボルトの締め付けがゆるくなってしまっている場合とがありますので、ハンドルが不安定だと感じたら修理工場で見てもらってください。

また、直近でハンドルを交換したり、フロントフォークを調節したような場合もベアリングのバランスが崩れていることがよくあります。

場合によってはそうした時にはカスタマイズしたものをもとに戻す必要があるかもしれません。

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7月 272019
 

バッテリーレス車を導入する前にまず注意

バイクに搭載されているバッテリーは重量があり、またかなり場所やメンテナンスの手間がかかるものです。

そこでバイクの軽量化や簡易化のためにわざとバッテリーをなくすカスタマイズをすることもあります。

バッテリーのないバイクというとどうやってエンジンや灯火類などを動かすのだろうと思いますが、内部に電解コンデンサを設置することで可能となります。

よくバイクショップなどに「バッテリーレスキット」という名称で販売されていますが、これを設置することによりエンジンをかけた時に内部で発電が行われそれがそのまま動力として使用されます。

ただし電解コンデンサは電気を作り出すことはできても蓄電するということができないので、バイクのエンジン起動のためにはキックスターターなどが必要となります。

バイクによっては完全にバッテリーを外してしまうと電力不足でキックではエンジンがかからないということもあるので、バッテリーレス化をするときには十分リスクを考えて行ってください。

そんなバッテリーレス化で困るのが便利な電装機器類の設置ができないということです。

バイクのバッテリーにある電力は駆動部そのもの以外にも便利な機能を使用するために使われるので、バッテリーがないと困る部分が出てきます。

高速道路を走行するときに非常に便利なETC装置もそのうちの一つで、これを設置するためには必ず電力が一定量必要になります。

市販のETC機器の注意事項にも設置のための条件として「本体およびアンテナを取り付けるスペースがあること」と「DC12Vの電源が取れること」の2つが挙げられています。

しかし絶対に取り付けることができないかというとそういうわけではなく、配線によっては使用が可能になることもあります。

バッテリーレス化バイクの場合、エンジンが起動すれば発電と同時に供給が行われるようになるので、ヘッドライト部分の配線を併用してつなげることで、エンジン起動中のETC作動が可能になります。

とはいえバッテリー電源のような安定的な電力供給があるわけではないので、車体の状況によっては正常に動作しない危険があります。

ポータブルETCを使用するときの注意

ETC機器の中には、電源を内部のバッテリーに由来せず乾電池で別にとるしくみをしているものもあります。

いわゆる「ポータブルETC」と言われるものですが、こちらを使うことで安定的にバッテリーレスバイクであってもETCを使用をすることができます。

ポータブルETCの場合、車載をしなくてもよいという利点がありますが「一台につき一つのETC」という原則があることから複数のバイクで共有をすることはできません。

また通常のETCと違って電波の通りがよくないので、いざゲートを通ろうとするときにうまく開いてくれない危険があります。

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