6月 262016
 

突如異変が現れることも

メンテナンスを行う必要がないと思い込み、お手入れを怠りがちになってしまうのがセルモーターです。
セルボタンを間違いなく押しているのに何も反応しない、トルクが突然落ちてしまうなどの現象がある場合にはセルモーターのメンテナンスが必要になると考えてください。
セルモーターの中ある給電ブラシが減ってしまうことによって通電しないため回転できなくなるという現象が見られます。
かなり細かな作業が必要になるため、腰を据えて作業に集中できる環境下でメンテナンスを実施しましょう。

参考:【前編】Vツインマグナのセルモーターのブラシを交換してみよう!

セルモーターの手入れ方法

まずはセルモーターをバイクから取り外します。
車種によってセルモーターの位置が異なるものですが、例えばマグナはエキパイのすぐ裏部分にあって取り外ししやすい場所にあります。
セルモーターを外したら、モーターを立てた状態のままでカバーを取り外してください。
立てなければ中のパーツが飛び出してどの部分にあった部品なのかわからなくなってしまう場合があるので注意しましょう。

カバーを外すと軸心の部分が確認できますが、スラストシムやワッシャー類が複数入っているのが確認できます。
この順番を必ず覚えておくようにメモや写真撮影をして必ず忘れないようにしてください。
特にスラストシムを入れ忘れてしまうとモーターが焼き付く原因になるため、結局はセルモーターを新調しなければならなくなって、せっかくの苦労が無駄になってしまいます。

ブラシが入っている方のカバーを開けると主軸にスラストシムが入っているので、この順番も必ず忘れないようにしてください。
一見すると同じように見えますが、よく確認してみると実は厚みが違うことがよくわかります。

マグネットから主軸を抜いてからブラシを取り出してみます。
モーターの種類によっては2ブラシの場合もありますし、4ブラシもあります。
ブラシにもナットを外すとワッシャーが複数付いているので必ず忘れないようにしてください。
根元にもOリングが付いているので忘れないようにしましょう。

主軸側にあるブラシが接触している部分を確認すると、摩耗によって細かく凹凸が生じているのがわかります。
あまりにも摩耗が激しい場合には交換が必要になりますが、黒ずんでいるように見える程度ならスチールウールなどを使って丁寧に磨くとキレイになります。

ブラシは消耗品と考えて、セルモーターの手入れに合わせて新品を用意しておきましょう。
分解した逆の順番で元通りに組み立てなければいけませんが、メモや写真で残したものを確認しながら間違いないようにしてください。
問題なく動作するかを確認するために、バッテリー充電器に繋げて回転する様子を確かめてからバイクに取り付けすると良いでしょう。

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